ダウンスイングは下半身から切り返し手は何もしないが最大飛距離を出す近道
2020/05/16
ダウンスイングの始動は下半身からスタート。
これが最大飛距離を出すためには必要です。
そして、ダウンスイングは横へのウエートシフト(スライド)ではなくて捻じりあげた体を捻じり戻すことにより自然とウエートシフトが行われるということですね。
体重移動はねじれから生まれるものでなければならないということを前回お伝えしました。
そして、このウエートシフトをスムーズに行うためにダウンスイングの切り返しで腰をターンさせながら、それと同時に右足で蹴る動作を加えるのです。
右足で地面を思い切り蹴ることによりウエートは捻じり戻しに連動します。
よくダウンスイングでまずは左足を踏み込んでから腰をターンさせるということを耳にしますが、一瞬の切り返しの中でなかなか意識することは難しいですね。
そこで、切り返しでは腰をターンさせながら同時に右脚の蹴りを入れること。
これにより左足にスムーズに体重が乗っかっていきます。
ダウンスイングの切り返しで右足つま先で地面を思い切り蹴ることです。
右足で地面を蹴りながら右ひざを目標の方向へとスライドさせていくのです。
このとき、右ひざのスライドは思いっきり行います。
右ひざがボール位置を追い越して左ひざにくっつくくらいのイメージを持って。
この右足で地面を蹴って右ひざを左ひざへ寄せる動きと同時に腰をターンさせていきます。
こうすることによりウエートシフトは自然に右から左へと行われます。
トップでしっかりと体を捻じりあげることができれば右足の蹴りと右ひざの寄せを使いながら腰をターンさせ捻じり戻しができ、その時に自然にウエートシフトが行われます。
この動作を身に着けることができたらダウンスイングでウエートが右に残ったり体が左へ突っ込んでしまうというミスを解消できます。
そして、飛ばしの核になるスイングの土台ができるのです。
写真は藤田光里プロです。
ダウンスイングで右足のつま先で地面を蹴り、腰をターンさせていくのが分かります。
藤田光里プロの飛ばしの秘訣も参考になるかと思います。
ダウンスイングでは腰のターンと同時に右脚のつま先で地面を思い切り蹴るこをが大事です。
これによりトップで捻じりあげた体を下半身から巻き戻しパワーを出すことができます。
そして、もう一つ大事なことが切り返しの時に手はまだ何もしてはいけないということ。
飛距離不足で悩む多くの方は手でクラブを振り下ろしてボールを強く叩こうとします。
でもこれが手打ちになるのです。
下半身から切り返す時、手は何もしてはいけません。
腕、手、クラブは腰の回転にリードされ自然に遅れて下りてくるのです。
そして、遅れてきたクラブヘッドをインパクトゾーンで一気に解放することにより最大ヘッドスピードが生まれます。
しかし、下半身の動きより手でクラブを振り下ろす動きが一瞬でも入ってしまったらそこで終了です。
もう取り返しがつきません。
下半身よりも肩が先に回転しはじめ手元がボール方向へ出てしまいます。
そのため、いくらトップで体を捻転させ肩を深く入れても手がボールの方向に出てしまうことにより上半身と下半身の回転差がなくなるので意味がありません。
こうなると肩と腰が同時に回転することになります。
そしてインパクトでクラブヘッドを走らせることなんてできません。
また、ダウンスイングで右肩が前に出ていってしまうためにアウトサイド・インのカット軌道になってしまいます。
こうなると飛距離は得られませんし方向性も定まってきません。
飛距離を伸ばすためには切り返しの一瞬で腰からなのか?それとも手からなのか?で大きくその後の結果が変わります。
最大飛距離を出すためには切り返しで下半身が先行することは言うまでもありません。
まずはこれができないことには飛距離アップは不可能です。切り返しで下半身よりも手や肩が先行していないか?チェックしてみましょう。
最後に、もっと簡単に飛距離アップする詳しい方法はメルマガ限定で教えています。
ブログでは書けない飛距離アップの方法をお伝えしています。
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