バッバ・ワトソン飛ばしの秘訣はノーコックでスイングアークが大きくなること
2020/05/16
今回は2014年のマスターズ覇者であるバッバ・ワトソン選手の飛ばしの秘訣に迫りたいと思います。
バッバ・ワトソンのバッバは背が高いためつけられているあだ名のようなものであって、本名ではないそうです。
まあ、それはいいとして世界でも飛ばし屋として有名なバッバ・ワトソン選手ですが彼の飛ばしの秘訣はどこにあるのか?
それでは内容に入っていきます。
まず、バッバ・ワトソン選手はスイングアークが大きいことで有名ですね。
スイングアークが大きくなることにより飛距離アップにつながります。
そこで、飛距離アップするためのスイングアークを大きくするコツとしてノーコックでバックスイングを上げていきます。
これがバッバ・ワトソン選手の飛距離の秘訣になっているのです。
よく「コックを使ったほうが飛ぶ」ということを聞きますが、コックを使うとミスショットの原因になることもあるので、プロでないアマチュアの場合それこそミスが多くなるそうです。
それは、ほとんどの人がバックスイングで手首を使うことで体の動きを止めてしまうのです。
そうなると手先だけで打ってしまうことになり、それだとボールにパワーを伝えることができないのです。
また、球がバラつくことにもなる。
なのでノーコックでバックスイングをするほうがゴルフ上達と同時に飛距離アップも早いというわけです。
ノーコックでバックスイングすることにより手首の動きが抑えられる。
手首の動きが抑えられることにより、自然と体を動かすことになるためダウンスイングで体が先行する形になるのです。
そうなるとクラブを体に引きつけて下すことが可能となります。
そして、クラブを体に引きつけて下すことができるので自然とタメができる。
タメが生まれることによりクラブヘッドが自然と走るためフォローも自然と大きくなるというわけです。
フォローが大きくなるためスイングアークが自然と大きくなります。
こうなると飛ぶだけではなくてシンプルかつ再現性の高いスイングができるようになるので飛距離アップだけでなくてアプローチなどの小さいスイングでも体の回転を使って打つことができるので距離感が合う入射角で打てるようになります。
では、以下バッバ・ワトソン選手のスイング動画です。
バックスイングの写真です。
肩の高さに腕が上がるぐらいまでノーコックで上げているのが分かりますね。
写真の赤丸部分を見ていただけるとわかりますが、
ノーコックで上げていきテークバックでクラブヘッドを低く長く手元を遠くへ上げています。
こうすることによりノーコックでテークバックを上げていくことが可能となります。
ノーコックのため無駄な動きが入りません。
次にノーコックでバックスイングを上げていくため左ひじがたたまれるポイントが遅くなります。
(バッバ・ワトソン選手は左打ちのため左ひじ、右打ちの場合は右ひじ)
この左ひじをたたむポイントが早いと手先でクラブを担ぐように上げがちになるのでノーコックでそれを防ぐことができるのです。
そして、ダウンスイングでは写真のように強烈なタメが生まれます。
これはノーコックでバックスイングを上げているので手先を使うことができずにダウンスイングで体が先行してクラブを引き下ろすことになるからです。
その結果ダウンで自然とタメができるのです。また、手元が体の近くを通ります。飛距離アップのために手元を体の近くに通す方法も以前お伝えしました。
そして、インパクトでは手首に無駄な動きがないので体の回転だけで打つことができるので飛距離アップに加えてミスヒットも少なくなるのです。
また、アドレスでできた手首の角度をキープすることができるので、体の回転だけで打ってスイング中は体の正面でスイングできるのでミート率も上がるのです。
これが2014年マスターズチャンピオンのバッバ・ワトソン選手の飛ばしの秘訣の一つです。
バッバ・ワトソン選手の場合スイングアークを大きくして飛距離アップしています。
ノーコックは飛ばないイメージがあるかもしれませんが、実はタメができるのでバッバ・ワトソン選手のようにスイングアークが大きくなるため飛ぶのです。
今回はバッバ・ワトソン選手の飛ばしの秘訣に迫りました。あなたの飛距離アップに参考になれればと思います。
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