「世界標準の骨を使った直線運動上達法!!ゴルフ上達法革命とは !! 」レビュー、感想、内容
2015/06/16
世界標準の骨を使った直線運動上達法!!ゴルフ上達法革命とは !!
このゴルフ教材は欧米人プロと日本人プロのスイングの違いにフォーカスしています。
なぜ日本人プロは海外でなかなか勝てないのか?
欧米式と日本式のスイングの違いは?
欧米人の飛んで曲がらないスイングと日本人の飛ばない曲がるスイングの違いについて解説されており、スイングに対する考え方やイメージが変わります。
僕は飛距離アップのためにいろいろなゴルフノウハウを研究しています。
もちろんこれからも研究していくつもりであります。
欧米人のスイングと日本人のスイングでは大きく違う点があります。
それはダウンスイングでのタメがあげられます。
教材の内容は下記のようにPDFファイルになっているためインターネットでダウンロードすることができます。
全部でPDFファイル90ページもあります。
では先ほどのタメの話ですが、欧米人プロと日本人プロのダウンスイングの違いをご確認ください。
まずは欧米人のダウンスイングのタメの一コマを集めてみました。
タイガーウッズ
ローリーマキロイ
リッキーファウラー
セルジオガルシア
ミシェルウィー
つぎに日本人のダウンスイングのタメの一コマを集めてみました。
石川遼
藤田寛之
池田勇太
ジャンボ尾崎
宮里藍
比較してみると分かると思いますが、ダウンスイングの一コマが明らかに違います。
何が違うのか?
それはダウンスイングで肩を開くのが欧米人のプロの方が遅く日本人プロの方が早いということ。
そのため、欧米人のプロに比べて日本人プロはタメがほどけるのが早いです。
ダウンスイングでグリップが右腰辺りに下りてきたとき、日本人プロはシャフトが寝ているのに対して、欧米人プロはシャフトがまだ立っていますね。
クラブをリリースするタイミングが日本人プロの方が早いため欧米人プロに比べてヘッドが遠回りして下りてきます。
飛ばすためにはクラブをタメて下してくることは必須です。
つまり飛ばすためのスイングを考える場合どちらが理にかなっているスイングなのか?ということです。
この欧米人プロと日本人プロのスイングの違いのカラクリを解説されているのがこの「世界標準の骨を使った直線運動上達法!!ゴルフ上達法革命とは !! 」です。
タイガーウッズをはじめ、マキロイ、ファウラー、ガルシア、アダムスコット、ジェイソンデイ、ステンソンなどなど。
海外のトッププロの美しいスイングのカラクリがこの教材に事細かく書かれています。
先ほどの欧米人と日本人のスイング比較でタメの話をしましたが、このタメは手(手首)で作ろうとしてもできません。
欧米人のようにダウンスイングでの強烈なタメをどうしたら作れるのか?
その答えが「世界標準の骨を使った直線運動上達法!!ゴルフ上達法革命とは !! 」に書いてあります。
美しいスイングで飛距離を伸ばしたいと考えるなら欧米人のスイングを自分のものにする必要があると思います。
個人的には日本式スイングが悪いとは思いません。
でも欧米式スイングに比べるとダウンスイングで体の開きが早いので、このちょっとした違いが飛距離に影響しますし、また方向性にも影響します。
この教材の著者である柳原博志さんはこの欧米人と日本人のスイングの違いに気づき、
骨の動かし方が欧米人と日本人では異なることに着目し、その観点からスイングを分析しているところが凄いと思います。
それまでは欧米人プロも日本人プロも同じスイングだと思っていた僕としては、この「世界標準の骨を使った直線運動上達法!!ゴルフ上達法革命とは !! 」を購入してゴルフスイングの奥深さに気づかされました。
このゴルフ教材は飛距離アップもそうですが、ゴルフを趣味の延長でなく真剣に取り組みたいと思う場合はおすすめかと思います。
しかし今までのスイングを根本から変えることに対して抵抗がある場合や、てっとり早く飛距離アップを求める場合はおすすめできません。
もちろん人によって欧米式スイングを自分のものにするのに時間がかからない場合もあるでしょう。
もちろん僕もこの欧米式スイングの実践者です。
それまで腰を回すことばかりに気を取られスイングしていたため、いわゆる野球打ちスイングになっていました。
野球打ちスイング(切り返しから積極的に腰を回す動きを意識してスイング)で何万球と打ってきたため身についてしまったゴルフスイングに対するイメージや考え方を根本から変えることに戸惑いや抵抗を感じたり、頭では意識をしていてもはじめのうちはなかなか体が反応してくれませんでした。
日本式スイングから欧米式スイングに変えるキーポイントとなるのがダウンスイングからの切り返しで「腰を平行移動させる」いわゆる「バンプ」という動きを取り入れる必要があるということ。
ほとんどの人がこの「バンプ」という腰の平行移動ができていません。
そのため体の開きが早くタメができないためボールが飛ばない、右へ左へ曲がるという結果になってしまいます。
またアイアンではダフリやトップなどの様々なミスになります。
トップからいきなり腰を回転させて打ちに行く日本式スイングとトップから左腰を平行移動させてから回転に入る欧米式スイングの違いはここが分かれ道となります。
もちろん「バンプ」以外にもスイングの違いはあります。
欧米式スイングをマスターしたいのであれば「バンプ」をまずは体が覚えることが大事ですね。
トップからダウンスイングに移行するとき、いきなり腰を回転させたり、またはいきなり手を使ってクラブを下してくる人は今の飛距離のまま、またはドライバーやアイアンのショットの制度も練習をいくらしてもそれほど変わりないでしょう。
柳原博志さんは「バンプ」の重要性を教材の中で述べています。
内容をちょっと暴露しちゃってますが・・・
ゴルフスイングはダウンスイングからが大きな分かれ道だと柳原博志さんは述べています。
トップまでの形をプロのように真似ることはできても、トップからの切り返しでプロとアマではその後のスイングが大きく異なる。
それはなぜか?
ほとんどの人が「バンプ」ができていないからその後のスイングがプロと異なるわけで、「バンプ」ができていないからいつまでたってもゴルフが上達しないと柳原博志さんは言ってます。
僕も間違いないと思います。
飛距離アップ、ミート率アップ、方向性の安定はスイングの基本的な部分であるバンプができているかできていないかで大きく違いが出ますね。
あなたがもしも時間がかかってもいいのでタイガーウッズのような美しく飛ばすスイングをマスターしたいのであれば「世界標準の骨を使った直線運動上達法!!ゴルフ上達法革命とは !! 」を手にしておいて損はないでしょう。
個人的にはこの教材は中級者から上級者向けだと思います。
いまのスイングで飛距離アップがしたいのであればこの教材を手にする必要はないです。
日本式スイングでも飛距離アップは可能だからです。
ただ、欧米人のような美しく飛んで曲がらない球筋を打てるスイングを目指すのであればチャレンジする価値はあります。
また、この教材は他のゴルフ教材とは異質です。
内容が濃いのとゴルフスイングに対する知識を養えること。そして、練習場で打っている人のスイングが日本式なのか欧米式なのか見分けることができるようになります。(ほとんどの人は日本式スイングですが、たまに欧米式スイングをしている人もいます)
先ほど他のゴルフ教材とは異質と言いましたが、骨の動きからゴルフスイングを考えて骨による連動がスイングを作り出すという発想に至った柳原さんは僕の中ではスイング研究マニアです。
理論的にスイングを考え練習する人と感覚的にスイングを体で覚える人に分かれると思いますが、理論的にスイングを考えて練習する人には面白いと思える教材だと思います。
先ほど例をあげて「腰の平行移動」=「バンプ」のことをお伝えしましたが、僕はこの教材から学んだことはこれ以外でもたくさんあります。
それを実践してきて正直な感想としては最初はなかなかうまくいきませんでした。
焦らずに教材にある練習ドリルを繰り返しました。
体の動きを一つ一つ確認しながら行っていくと徐々にインパクトの感触が変わっていきました。
インパクトゾーンが長くなったことでボールを長く押せるようになりました。
今までが手打ちをしていたことに気づかされました。
力を入れずにゆったりスイングしているつもりなのに飛んでいきます。
これが欧米式の回転運動ではなくて直線運動のスイングであるということが分かります。
思い切ってスイングを変えても良いという場合はいいですが、
今まで練習を重ねて作ってきたスイングを今更変えてまで飛距離アップはしなくてもいいのでは?と思う場合はスルーしたほうがいいでしょう。
というのが僕個人の意見です。
世界標準の骨を使った直線運動上達法!!ゴルフ上達法革命とは !!
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