安楽プロの最もシンプルな飛距離アップ練習プログラムレビュー、実践した感想
2015/06/16
最もシンプルな飛距離アップ練習プログラムについて実際に購入して実践した感想を紹介したいと思います。
まず、このゴルフ教材は飛距離アップに特化した教材です。
飛距離を伸ばすための専門DVDレッスンになります。
本編DVDが4枚で、安楽プロの飛ばせるヒントが詰まった話というDVDが1枚です。
飛距離アップを真剣に考えるようになり、「どうしたらドライバーで300ヤードを飛ばせるのか?」これについて試行錯誤していました。
やはり飛距離が出る人を見ていると魅力的ですし、ティーショットで飛距離で負けるのは悔しいですし、
自分も300ヤードを飛ばしてみたいと思って飛距離アップの方法をいろいろと調べていたところドラコンプロである安楽選手の「最もシンプルな飛距離アップ練習プログラム」が気になったので購入しました。
安楽プロは他のドラコン選手とは違い、筋力トレーニングなどをせず力でクラブを加速して飛ばすのではなく、体を効率よく使ってクラブを加速して飛ばしています。
そんな安楽プロはドラコン公式記録で404ヤードを出しています。
DVDで安楽プロが言ってますが、「自分はドラコン選手の中で体格は大きい方ではなく筋力もない方だ」と言ってます。
ドラコン選手と言えば筋肉ムキムキで大きくバックスイングでクラブを振りかぶってトップでシャフトクロスする選手がほとんどですね。
いわゆるオーバースイングが当たり前です。
フルスイングの後はフィニッシュで体勢が崩れる選手がほとんどですが、安楽プロはフィニッシュで体勢を崩すことなくピタっと止まります。
安楽プロのスイングはオーバースイングではなく力みのないなめらかなスイングをしています。
そんな滑らかなスイングから飛び出すボールはとんでもなく強弾道で飛んでいきます。
明らかに他のドラコンプロとはスイングが異質です。
ただ飛ばすだけではなく方向性も安定している安楽プロのショットをDVDで見て思わず「すげー!!」ってつぶやいてしまいました。
DVDの中で鈴木さんという女性をレッスンして飛距離を20ヤードアップさせています。
鈴木さんのレッスン前の飛距離が220ヤード~230ヤードぐらいでしたが、レッスンを通じて飛距離が徐々に伸びていき、最後は250ヤード超えのショットを実現しました。
練習場のボールで250ヤード超えなのでコースではおそらく260ヤードは超えていると思います。
安楽プロのレッスンを受けて、いとも簡単に20ヤード飛距離アップした鈴木さんを見ていると自分もいてもたってもいられなくなりDVDをすべて見終わった後にすぐさま打ちっぱなしに行きました。
まずはボールを打たずに安楽プロが言うニュートラルポジションの構えからバックスイングの上げ方を真似するためにグリップエンドを短く持ちおなかにつけての練習からはじめました。
ゴルフスイングを今まで細かく分析してきた結果、
バックスイングはまっすぐに引くとか両腕の三角形を崩さずに引くとか色々と試行錯誤してきましたが、
安楽プロの言うバックスイングのポイントを取り入れたところスイングプレーンからクラブが外れることなくバックスイングができるようになりました。
そのため、バックスイングで何も考えることなく上げることができるよになったことが大きな収穫です。
それまではトップの時の腕の位置などを気にしていましたが、スイングプレーンから外れることなくクラブを上げていくことができるようになりトップの位置が気にならなくなりました。
安楽プロのレッスンはとてもシンプルですが下半身を使うことをスイング中に意識します。
「当てるスイングではなく当たるスイングを作る」
これが僕の中ではいまいち理解できてなかった部分がありましたが、DVDで安楽プロが言ってることを素直に受け入れて実践していくと
「当てるスイングではなく当たるスイング」の意味が理解できましたし、勝手にボールに当たって飛んでくれるのでスイングが緩まないことも実践しながら分かるようになりました。
まずはじめに球筋を作ることからはじめるのですが、
DVDレッスンで言われるよう安楽プロが言うアドレスのニュートラルポジションでドローボールなのか、フェードボールなのかを決め、
打ち分けるためのそれぞれのニュートラルのポジションを決めたら、
あとは安楽プロの言う「当たるスイング」をするだけで狙った球筋が打てるようになります。
右にスライスしないようにダウンスイングで手首を返すとか、左へひっかけないためにダウンスイングで左ひじをぬくとかダウンスイングで球筋をコントロールする動きをするのではなくて、アドレスのニュートラルの段階で打ち分ける形を作っておく。
ダウンスイングで球筋をコントロールしようとすると難しいですし、その分ボールに当てに行ってしまうため「当たるスイングではなく、当てるスイングになる」ので飛距離をロスします。
そして、これは絶対に逆球を打ちたくない場合にとても参考になるレッスンだと思います。
僕の持ち球はフェードボールなのですが、ドローボールを打ちたいと思ったらニュートラルのポジションをドローボールを打つ用に変えるだけで簡単にドローボールが打てることが実践して分かりました。
ただ飛距離アップするだけではなく、コースによってティーショットをドローで攻めるか、フェードで攻めるかの場合に役立つのでコース攻略を考えても参考になるレッスンです。
たた飛ばすだけではなく狙ったところに飛ばすことを目的とされているレッスンなので球筋の打ち分けもできるようになるところが収穫でした。
このブログでは安楽プロのyoutubeにアップされているレッスン動画をいくつも紹介しています。
でも、DVDで行っているレッスン動画はやはり有料なだけあって理論的に深い部分で細かく飛距離アップするためのゴルフスイングを解説されています。
安楽プロはこの「最もシンプルな飛距離アップ練習プログラム」が自分の飛距離を伸ばしてきた理論の総まとめだと言ってます。
僕にとって一番参考になったのが股関節で踏んで下半身のパワーをボールに伝える動きです。
これはDVDの中で解説されています。
安楽プロは言います「ダウンスイングで腰なんて切りません」
腰を切る動きが入ると力が上に逃げてボールに伝わらない、いくらトップまでの形ができていてもダウンスイングで腰を切る動きを入れてしまうとスイングがバラバラになってしまう。
飛ばそうと思って一生懸命に上体を回そうとする動きが飛距離をロスしてしまいます。
上体が勝手に回る股関節、下半身、足の使い方をDVDで解説されています。
それまで意識したことのない動きでしたのではじめは違和感ありましたが、やっていくうちに強い球が出始めたのですぐに「これか‼︎」とコツを掴めました。
僕が主に取り入れた動きはDVDにあるバックスイングドリルと股関節で踏むという動きとフィニッシュに向けての足の使い方です。
この3つを重点的に練習していると飛距離が徐々に伸びていきました。
DVDレッスンを取り入れる前は260ヤードそこそこの飛距離だったのが最近では280ヤード超えも出てきました。
変わったところはクラブヘッドを速く動かせるようになったこともありますがインパクトで強く押せるようになったのが飛距離が伸びた原因だと思います。
また、安楽プロのスイングを見てもらえれば分かるようにスイングが綺麗です。
しかし、DVDの「飛ばしのヒント」で解説されているのですが、本人は綺麗に動いているわけではなく、むしろその逆で雑に適当に動いていると言ってます。
結果的に第三者から見て綺麗なスイングに見えているだけであって雑に動けば動くほど飛距離が出ると言ってます。
この意味がDVDレッスンを実践されると分かります。
なぜなら当たるスイングを作ってしまっているので後は自分が気持ち良く動くだけでよくなるからです。
その結果、「このヤロー‼︎」とボールを打ちにいくわけでなく言い方は悪いかもしれませんが、自由に適当に動いた結果、綺麗なスイングで遠くへ飛ばせるスイングになってしまうという事です。
力に頼らないスイングで圧倒的な飛距離を出すポイントは合気道のようなものだと安楽プロは言ってます。
DVDレッスンに出てくる女性の鈴木さんがあっさり20ヤード飛距離アップした理由が分かります。
力のない女性でも250ヤード越えをものの数時間で達成させたレッスンなので僕としては衝撃でした。
もちろんコツをつかめばあなたもどんどん飛距離を伸ばしていけるでしょう。
ただ、このDVDレッスンはゴルフをはじめて1年以上の場合は即効性があると思いますが、まだゴルフをはじめて間もない場合はコツを掴むまで少々時間がかかると思います。
かと言って他のレッスンなどを色々と試してきた結果、満足に飛距離アップできなかった僕としては安楽プロのDVDレッスンはシンプルであり分かりやすく、飛距離アップのためのスイングのコツが掴めやすいと思いました。
腕力に頼らず綺麗なスイングで圧倒的な飛距離を出したいのであればおすすめします。
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